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診療内容

安全で正確な医療を心掛けて

産科

当院の産科管理方針
安全で安心な分娩を第一に考えております。その観点から以下の方針を採っています。
  1. 帝王切開分娩既往の妊婦さんは、全例帝王切開分娩適応です
  2. 妊婦健診を受診していない妊婦さんの分娩は受け付けられません
  3. 骨盤位(逆子)妊娠は帝王切開分娩の適応となります
  4. 何らかの異常所見を認める場合は、大学病院や近隣の総合病院への紹介も行います
  5. 予定日超過妊娠は、基本的に妊娠41週頃で入院し誘発分娩となります

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妊婦健診

妊婦健診は、妊婦さんと胎児の状態を評価する上で非常に大切な診療と考えております。血圧・体重・尿検査・超音波検査などに加え、お腹の張りやおりもの(帯下)など妊婦さんの抱えるさまざまなトラブルに対応しております。
 また、当院は仙台市産科セミオープンシステムに加入しております。右記のスケジュールで妊婦健診を行っております。

妊婦検診スケジュール

妊娠8〜10週
分娩予定日決定
12週頃
初回妊婦健診(採血検査・子宮ガン検査・クラミジア抗原体検査含む)
12〜24週
4週間に1回
24〜36週
2週間に1回
36週以降
1週間に1回
 

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超音波検査

毎回超音波検査にて、胎児推定体重や羊水量などを評価します。4Dシステムによる胎児超音波検査も可能です。

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子宮頚管長測定

子宮頚管とは、子宮の出口のことです。そこが短縮したり開いたりすると早産のリスクが高まります。妊婦健診中適宜子宮頚管の評価を行い、早産の予防に努めます。

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分娩

仙台医院では自然分娩にソフロロジ-式分娩法を取り入れております。ソフロロジ-式分娩法は宮城県内では当院を含め2施設で行われております。ソフロロジー式分娩法は、イメージトレーニングと呼吸法によって、母性と心と体のリラックスを導き出します。陣痛を「赤ちゃんを生み出すための大事なエネルギー」として受け止め、「赤ちゃんに早く会いたいナ」「赤ちゃんと一緒に頑張ろう!」と思うことでお産を乗り越えます。
分娩後入院は、初産・経産にかかわらず自然分娩であれば5日間、帝王切開分娩であれば10日間が原則です。
帝王切開手術は基本的に下腹部横切開で行います。(創が下着に隠れます)

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立ち合い分娩

立ち合い分娩は単なるお産の見学ではありません。立ち合い分娩の目的は、ご夫婦で陣痛を乗り越え、大切な赤ちゃんのお産にご主人も共に参加することで、新しい家族の誕生を喜び、父性を高めることにあります。実際には、腰をさすったり、汗を拭いてあげたり、お声かけをしたりといった具合に、奥様を支え、応援することになります。

当院では以下の方針で対応させていただいております。

  • 立ち合い分娩希望の方は、ご主人にも両親学級を受講していただきます。
  • ご主人以外の方(子供など)の立ち合いは控えいただいております。
  • 立ち合いは正常分娩のみ行えますが、医師の判断でお断りすることもあります。
  • 分娩時は、ご主人は奥様の頭側に位置していただきます。赤ちゃんが生まれたら一時退出となります。こちらの指示に従ってください。
  • 分娩時の録音・ビデオ・カメラ撮影は控えさせていただきます。奥様と赤ちゃんの処置が終了してから撮影可能となります。

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産褥異常・乳房異常

分娩後には、子宮・悪露の異常(子宮復古不全、子宮内感染、悪露鬱帯など)や乳房の異常(乳頭亀裂、乳腺炎など)を認める場合もあります。悪化しないうちに、早めに対処しておくことが大切です。何か変だなと思ったら気軽にご相談下さい。

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産科医療保障制度

平成21年1月1日より産科医療保障制度が全国一斉にスタートしました。当院も産科医療保障制度加入施設であるため、当院で分娩する妊婦さん全ての方に加入していただくことになります。

詳しくは『産科医療保障制度』のウェブサイトをご覧ください

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婦人科

月経異常(周期・痛み・量)

月経に関する悩みをお持ちの女性は多いと思います。月経周期の異常では、ホルモンが関連していることもありますが、必ずしも治療が必要というわけでもありません。病状を評価して適切な対応が必要です。基礎体温表の作成は、月単位の卵巣機能を評価するには非常に役立ちます。月経周期異常でお悩みの方は、是非基礎体温表をつくってみて下さい。

月経痛や月経量でお悩みの女性も、是非産婦人科を受診していただきたいと思います。その原因として、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が潜んでいることもあるからです。月経量が多いことが原因で貧血に陥ることもあり、健診などで貧血を指摘された方には、産婦人科での診察をお勧めいたします。

当院では、上記各種病状を適切に評価し、患者さんとの話し合いの上で、薬物療法(ホルモン療法・漢方療法・疼痛療法など)や手術療法を選択しております。

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更年期・骨粗鬆症

女性は、閉経周辺期(45〜55歳)の頃から、身体並びに精神状態の様々な変化に遭遇します。自然現象としての卵巣機能の低下、つまり女性ホルモンの分泌低下がその主たる原因と考えられますが、家族・仕事におけるストレスなどもその引き金となり得ます。必ず訪れる閉経(卵巣機能停止)に向けて、徐々に身体が慣らされていくのが更年期であり、それにまつわる症状が更年期症状です。病気というよりは自然現象・加齢現象の一つと考えることもできます。

しかしながら、生活に支障をきたすような様々な症状には適切な対応が必要であり、更年期症状かなと思ったら、気軽にご相談ください。
どんな婦人科治療が適切かつ必要なのかをご本人と相談しながら対応させていただきます。また、なんでも更年期症状と決めつける事は危険なことで、何か他の病気によって症状が起きていることもあります。そのような場合には、適切な診療科への紹介もいたします。

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ホルモン異常

ホルモン異常は、月経異常と関連が深い場合が多いですが、乳汁分泌に関連するプロラクチンなどの異常を認める場合もあります。また、男性ホルモンが月経異常に関連する場合もあります。ホルモン検査を適宜行いながら適切な治療を行います。

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不妊

妊娠が成立するには、妊娠に至るまでのいくつかのステップすべてがクリアーされていなければ到達できません。どのステップが問題なのかを知るための検査がスクリーニング検査であり、治療のフォーカスを決めるためには検査がまず必要となります。多種にわたる検査の上、必要な治療を効率的に施行していきます。場合によっては、手術療法(内視鏡下手術)が選択されることもあります。

注)
  1. 卵管通過を確認する子宮卵管造影は、当院では困難なため他施設に紹介致します。
  2. 当院では婚姻関係にあるご夫婦にのみ不妊治療を施行しています。
  3. 体外受精はしておりません。

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精液検査(仙台のみ)

不妊症の原因は、女性側にだけあるものではありません。統計では、男性因子が40〜50%といわれており、女性の検査・治療だけでは、不十分なのです。どちらに原因があるのかを突き止めるための検査ではなく、「夫婦の子どもを持つ」ための検査です。不妊治療を行う前に必ず必要な検査です。当院では最新の精子分析器を導入いたしました。単なる精子数や運動率だけではなく、受精に大きく関与する精子直進性や運動スピードなどを考慮した精子状態の評価も可能です。

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レーザー治療(仙台のみ)

主に治療対象は尖圭コンジローマです。尖圭コンジローマは性感染症(性交渉で感染する病気)のひとつです。外陰や会陰部或いは腟壁・子宮腟部にイボの形で発症します。イボの一つ一つを局所麻酔下にレーザー焼灼します。

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帯下(オリモノ)・外陰部異常

老若を問わず帯下に関する悩みは多いと思います。色のついた帯下、臭いが気になる帯下などは細菌・大腸菌(クラミジアなど)が絡んでいることがあります。一般的には抗菌剤の腟内投与で改善されることが多いので、悪化する前に産婦人科受診をおすすめいたします。また、外陰のかゆみ・痛み・違和感を訴える場合もあります。帯下の影響であったり、性器ヘルペスや尖圭コンジローマであったりと原因は様々ですので、是非診察に来て頂きたいと思います。

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膀胱炎

膀胱炎は男性よりも圧倒的に女性に多い病気です。女性の解剖学的な特徴や冷え症などから男性よりも罹りやすいと言われております。水分を多めにとり沢山排尿することで自然治癒することもありますが、慢性化したり腎臓障害をきたすこともあります。繰り返し膀胱炎になる場合もあり、その都度しっかり治療しましょう。

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子宮下垂・性器脱

子宮下垂や腟の緩みを自覚している人は20〜59歳女性の30.8%あり、腟口から組織が脱出している人は約2%と言われています。股間に物が挟まる感覚やこすれる感じ、或いは排尿障害や腰痛などの症状を自覚する方もおります。当院では、まず腟内にペッサリー(ゴム輪のようなもの)を挿入して病状の改善を図ります。珍しい病気ではありませんので気軽に相談に来て下さい。

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漢方治療

漢方療法の適応疾患は実に多岐にわたります。産婦人科での一般的投与例としては、妊婦さんの貧血、つわり、花粉症、風邪の初期症状など、そして産褥婦さんの乳腺炎なども適応となります。また、婦人科的には更年期障害や冷え症、月経困難症、ホルモン異常などに投与しております。

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避妊・緊急避妊・月経移動(すべて保険適応外です)

避妊法には色々ありますが、当院では低用量ピルをお勧めしております。ピルには避妊効果以外にもいろいろな副効能があります。

  1. 中等量ピルに比べ、効果は同等でも副作用発症が低い
  2. 月経痛改善
  3. 月経量減少
  4. 次回月経開始が予測できる
  5. 子宮内膜症改善
  6. 月経前症候群改善
  7. 卵巣がんの発症低下
  8. 更年期障害の予防・改善

緊急避妊法とは、コンドームの破損や脱落、或いは避妊をしなかったなどの時に緊急に使用される性交後避妊法です。中等量ピルを性交渉後72時間以内に2錠、その12時間後に再度2錠内服します。副作用は吐き気・嘔吐などです。80〜90%の避妊効果と言われております。

月経移動にもピルを用います。短期的に中等量ピルを内服することで、月経の移動が可能になります。旅行や冠婚葬祭などのため月経移動を希望される場合には、最終月経・次回月経開始予定日・行事日程が最低限必要な情報になります。

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人工妊娠中絶

妊娠しても色々な理由からどうしても産めないという場合もあります。当院ではすべての医師が母体保護法指定医ですので安心してご相談ください。電話での受け付けはしておりませんので、必ず一度診察してから、後日完全予約制で手術いたします。午前中に麻酔下手術施行し、午後には帰宅できる日帰り手術です。(妊娠9週以降は入院必要)当院では吸引手術を取り入れており、従来の掻爬術よりも子宮に優しい手技と言われています。

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ブライダルチェック

ブライダルチェックとは一般に、結婚を控えている方、もしくは遠くない将来に結婚の予定のある方が結婚前に受ける健康診断のことです。
女性の場合、特に妊娠・出産を視野に入れているため産婦人科でのチェックが必要となります。結婚したら早期に赤ちゃんが欲しい方、家族計画がはっきりしている方は特に受けておきましょう。
ブライダルチェックでは、妊娠しにくい体質等もある程度分かります。妊娠や胎児に影響のある病気を早期に発見し、治療していくことが大切です。健診と同じですから保険は利きません。検査内容は以下の通りです。

  1. 問診
  2. 婦人科診察
  3. 性感染症検査(クラミジア・淋病・トリコモナス)
  4. 子宮頚がん検診(体がん検診は希望)
  5. 超音波検査(卵巣腫瘍・子宮筋腫・子宮奇形の有無など)
  6. 血液検査(血液型・B型C型肝炎・エイズ・梅毒・風疹・トキソプラズマ・血糖・貧血・肝腎機能など)

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検診

子宮がん検診(2次検診)・卵巣検診

子宮がん検診は1次検診と精密検査の2次検診に分かれます。当院(仙台のみ)は2次検診施設にも登録しておりますので、再検査が必要な場合でも当院で再検査が受けられます。また、当院では子宮がん検診時に超音波健診も併用して行っておりますので、同時に卵巣腫瘍の有無なども診察可能になります。

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婦人科手術

婦人科手術

良性卵巣腫瘍や子宮筋腫・子宮内膜症などの疾患の場合、多くは内視鏡下手術で対応することができます。当院副院長が日本およびヨーロッパの産婦人科内視鏡下手術技術認定医を取得しております。上記疾患でお悩みの方で、何かお聞きになりことがあればご相談ください(残念ながら、現在当院での内視鏡下手術はできかねます)他施設への紹介もいたします。

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